【望郷の湯 馬曲温泉レビュー】アクセスや営業時間、周辺宿泊施設は？

長野県下高井郡木島平村にある「望郷の湯 馬曲温泉」のレビュー。読み方は、「まぐせ」温泉。山の上に位置し、「秘境の湯」という言葉がしっくりくる静かで心休まる湯でした。

望郷の湯 馬曲温泉のアクセスや営業時間

馬曲川沿いの山道を上がって行った所にあります。
標高700メートルの位置あります。木島平スキー場、X-JAM高井富士、竜王スキーパーク、戸狩温泉スキー場、斑尾高原スキー場、野沢温泉スキー場からのアクセスも便利ですね。

道中は除雪されていますが、豪雪時には注意が必要です。
馬曲温泉付近のライブカメラがあったはずなのですがエラーで見れないので、こちらの木島平の様子から天気を伺うのが良いでしょう。

馬曲温泉の内湯と外湯(露天風呂)

温泉は内湯と外湯があり、入り口で500円を支払った人は自由に両方を行き来できます。バスタオルを持っていないと300円で購入しなければならないので持参していくと良いですね。
内湯はそっと除いたらものすごい人だったので入るのを断念しました。おそらく訪れたのが17時頃だったために、スキースノーボードの帰りのお客さんでごった返していたのだと思います。
外湯には洗い場がありません。お湯を楽しむだけでなく、洗髪したい方は、人の多い時間を避けた方が良さそうです。

ということで、外湯に向かいます。

上図の看板の見える所から向かって左側が男湯、右側が女湯です。

明治時代、米つき、藁(わら)たたき、粉ひきなどに使用された水車小屋がありました。木島平村指定文化財になっていて、現存する村内唯一の水車小屋です。

馬曲温泉の目の前にそびえる、戦国時代の山城「平沢城跡」について書かれています。平沢城跡は、1400年代には、毛見氏一堂の平沢氏の守城、武田氏と上杉氏が戦った川中島の合戦の頃には市川氏が平沢城を押えていた、と記載されています。

上図の建物は非常にこじんまりと見えますが、外湯は内湯に比べると広く、人の多さを気にせずゆっくりすることができました。更衣室もわりと広く、無料で利用できる鍵付きのロッカーもあります。30年以上前に開設したとは思えないくらいに掃除が行き届いていてとても清潔でした。

露天風呂からの景色が素晴らしく、開放感抜群です。日本経済新聞の「雪景色が素晴らしい温泉」において東日本で一番とされているそう。日本百名山である高社山が目の前に見え、木島平スキー上のゲレンデがよく見えます。
私が訪れた日は雪景色でしたが、春の桜や、秋の紅葉シーズンに訪れてもとても美しい景色を見ることができそうです。また、残念ながら雲がかかっていてよく見えなかったのですが、その先には北アルプスの眺望を拝むこともできるそうです。毎年訪れるファンが居るのはこの眺望が目的なのだと納得しました。

他のお客様が居たので写真は撮影できませんでした。twitterの写真をご覧ください。

初めての木島平村！馬曲温泉、望郷の湯。滝の真上にいるような、絶景の暴力が…さいこう。内湯と外湯は別の場所にあります。木島平は今年いろいろとお世話になる予定。よろしくお願いしまーーす！記事かきまーーす！ pic.twitter.com/rN6jEDERRq

— 信州さーもん@Skima信州の人 (@goshumemo) 2018年6月2日

お湯は、冷え切った体をしっかりと温めてくれる高温。無色透明で癖のない湯質です。温泉独特の臭いの無いシンプルなお湯なので、洗い場やシャワーはありませんが、最後に隣に設置されている新鮮なお湯で体を流せば、そのまま帰っても特に気になりませんでした。

内湯に行く手前には、お土産屋さんと食事処があります。豊富なメニューの中からおでんと定食をいただきました。どちらも薄味の味付けでとても美味しかったです。

馬曲温泉の宿泊施設

「梨の木荘」という宿泊施設が隣接しています。こちらは素泊まり専門の簡易宿泊施設ですが、キッチンやコインランドリーが利用可能です。

まとめ

雪景色も素敵でしたが、また別の季節にも訪れたい最高のロケーションでした。景色と明治からの歴史を感じに馬曲温泉ぜひ足を運んでみてください！

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