世界で活躍する天才スノーボーダー平野歩夢さんの誕生日や血液型、さらに、圧倒的な強さを支える彼の性格について紹介します。オリンピックではフィギュアスケートの羽生結弦さんと仲よさそうに話している姿が報道されました。その会話の内容も併せて紹介します。
平野歩夢さんの年齢、誕生日、血液型、身長
生年月日 | 1998年11月29日生まれ |
身長 | 165cm |
体重 | 50kg〜55kg |
血液型 | O型 |
1998年11月29日生まれなので、2018年12月現在では20歳です。
ちなみに、ライバルであるショーンホワイト選手は1986年生まれなので一回りも年が離れています。いかに平野歩夢さんが若くして才能を発揮されているかがわかりますね。
身長は165cm。平野歩夢さんが師匠と慕う國母和宏さんも身長は162cmと低い。スノーボードは重心を低くするのがポイントなので、重心移動がしやすい低い身長の方が有利だと言われています。ハーフパイプは全長180mの雪をくり抜いた半円状の舞台。左右を覆う壁は、なんと高さが7mもあり、斜度は18度もあります。ジャンプの最高到達点はパイプの淵から6m程となるので、パイプの底からは13mもの高さとなります。さらに、空中で回転し着地の姿勢なども加点のポイントになるので低身長は有利だと言えるでしょう。
体重は、身長のわりに重たいですね。厳しいトレーニングで、全身が筋肉であることが伺えます。
平野歩夢さんの性格
根っからの負けず嫌い
父の平野英功さんは、「歩夢は無口な性格ですが、スケートボードやスノーボードに関することになると"負けたくない"とよく兄弟喧嘩をしていたのを思い出します。」と、平野歩夢さんの幼少期を振り返っています。また、本人も自分の性格を一言で言うと、「負けず嫌い」と語っています。
8歳からスケボーが上手な背景には、3歳年上の兄の平野英樹さんに負けたくない、という想いの影響が少なからずあったと想像できます。兄の平野英樹さんもスノーボード選手であり、2011年のUSオープンで7位入賞、2015年のレボリューションツアーで優勝するなどの経歴があります。
世界の大会で活躍するようになっても、平野歩夢さんの向上心を支える背景にはいつもライバルのショーンホワイト選手の影があります。ソチオリンピック直前に平野歩夢さんは「ショーンホワイトは1人だけオーラが違う、滑りも全然違う、そこが大きな壁だ」とショーンホワイトを目標に掲げています。
一方で、ショーンホワイトも「彼(平野歩夢)は若くて才能がある。あの高さは凄まじい、まるでブレーキがないみたいだ。新しい技を繰り出し自分の滑りに自信を持っている。若い子がいい滑りをするのは興奮するし自分にとっても良い挑戦になると思っている」と語っています。
「人違う滑りをしたいと思っている。それは、オリンピックだけじゃなくて、将来とか生き方に含めて。(他人にはできないことを達成したいという想いに)強いこだわりがある」というようなことを語っています。ハーフパイプは他の選手と相対的にどちらが優れているかを評価する競技です。ダブルコーク1440を成功させても次の大会では誰かが達成する。ダブルコーク1440を2回連続で達成してもまた誰かが達成してしまうという、しのぎを削り合う厳しい世界です。だからこそ、誰も追いつけない、ぐうの音も出ないようなことを成し遂げたいという想いが強いのかもしれません。
平野歩夢さんはチャラい?
「チャラそ〜」という意見は、スノーボーダー特有のオーバーサイズのストリート系の服装や綺麗な顔立ちからイメージされる見た目の印象ですね。実際の平野歩夢さんは、むしろシャイであり、昔から無口な性格だったようです。
平野歩夢さんの先輩の日本のスノーボーダーには明るくて元気な方が多いですね。先輩スノーボーダーとの遠征などで、何か面白いこと言わなきゃって空気でも、結局何も言えないシャイで真面目な性格が伺えます。
雑誌「SWITCH Vol.36 No.12」の中で、等身大の平野歩夢さんに出会うフォトストーリーが記事になっています↓
2016年にオリンピック強化選手の未成年大麻問題が起こった際に、平野歩夢さんも疑惑がかけられネット上で騒がれました。しかし、平野歩夢さんは全く無関係。「オリンピック強化選手」、「未成年」という項に該当するため疑惑がかけられてしまったのですね。さらに、全日本スキー連盟は国際大会への代表選手の派遣を自粛することを発表。「オリンピックもういいかな...」というくらい憤りを感じたと語っています。命を賭けて挑戦している彼の真摯な姿を評価してほしいと感じます。
好きな音楽や食べ物
趣味は音楽鑑賞。好きなアーティストは、尾崎豊さんだと話しています。
好きな食べ物は寿司で「一生寿司しか食べられないとしても、いけそう」と語っています。
苦手な食べ物は梅干しです。酸っぱい表情をしている姿が想像できますね。
羽生結弦との共通項
2人はソチオリンピックの頃からメダリストとして肩を並べています。予想の域を出ませんが、平野歩夢さんが不思議そうな顔で羽生結弦さんを見つめていますので、ソチオリンピック当時は技術的な話をするような関係ではなかったのでは、と想像できます。
平昌オリンピック後の解団式で平野歩夢さんとフィギュアスケートの羽生結弦さんが仲良く話している姿が報じられて話題になりました。羽生結弦さんはインタビューで「今回スノーボードの平野歩夢さんとずっと話して、参考になる部分があった」と語っています。技術的な話について熱く語っていたようです。
思えば、羽生結弦さんの武器は4回転サルコー。「武器が4回転」という部分で共通点があるのですね。
平野歩夢さんも「(羽生結弦さんと)回転についての話をして、フィギュア界も今以上(の回転)を求めて無理していく世界になっていくと思う。チャレンジする時の気持ちは似ているので同じような思いをしてると思う。」と共感しあえる部分があったことを語っています。
雑誌Numberの947号に平野歩夢さんと羽生結弦さんのそれぞれの記事があり、羽生結弦さんは「7分20秒の神話」というテーマ、平野歩夢さんは「命を懸けた異次元の滑り」というテーマで記載されています。2人とも好きな方にはたまらないですね↓
コメントを残す